【代表挨拶】 2025年度(4月〜)の歩みを振り返って
ウェルタクトリサーチアンドテクノロジー
代表 星 剛史
2025年度も折り返しを迎え、これまでの活動を振り返ると、
全国の医療現場に寄り添いながら、19件のプロジェクトをご一緒させていただきました。
今年は特に、「変革」「再構築」「未来を描く」ことに深く関わる案件が多く、
ウェルタクトとしても大きな成長と学びのある期間となりました。
取り組んできたプロジェクト
どの案件も、現場の意思決定を前に進めるために重要な役割を担うものでした。
内容ベースで、今年手がけたプロジェクトを整理します。
公立病院(13案件)
経営改善計画の策定
医事業務の見直し・業務プロセス再構築
医事業務の内製化調査
医事業務内製化の実行支援
民営化に向けた移管支援
経営改善のための収益・コスト構造分析
再整備基本構想の作成
病棟再編計画の策定
経営アドバイザリー(病院幹部向けの継続助言)
病院の在り方検討委員会向け資料の作成
医師採用プロジェクトの立案・実行
医事部門の運用最適化と体制構築
経営改善コンテストの審査(評価・フィードバック)
民間病院(4案件)
病院M&Aにおける事業性評価・統合後構想の策定
病棟再編(収益性・働き方・診療体制の再構築)
医療法人のパーパス(存在意義)策定支援
健診センターの運営改善(導線・予約・業務プロセス再設計)
ゼロベース思考研修
企業支援(2案件)
医療分野における新規事業開発の伴走
意思決定プロセスの整理・組織助言
公立病院と向き合うということ
公立病院での支援は、単なる経営改善だけではなく、
「地域医療をどう守るか」という本質的な問いへの挑戦が常に伴います。
10年先を見据えた再整備や病棟再編など、大きな方向性を決める案件が多く、
その重責とやりがいを深く感じる一年となりました。
民間病院との挑戦
一方で民間病院では、未来づくりに直結するテーマが続きました。
M&Aやパーパス策定など、組織の根幹を更新するプロジェクトが多く、
医療法人の新しい姿づくりを共に考える刺激的な機会となりました。
医療を支える企業との協働
医療と産業の境界が曖昧になる時代の中で、
企業からの相談も増えています。
現場を理解し、医療の未来を見据えたパートナーとして貢献できる領域が、
今後さらに広がっていくと感じています。
最後に
私たちの使命は、解を押し付けることではなく、
現場が前に進むための「判断力」と「構想力」を共につくることです。
今年関わった全ての案件が、
現場の挑戦と想いに支えられながら進んだものであり、
ご一緒した皆さまに心から感謝申し上げます。
2026年に向け、ウェルタクトは
「医療の未来をデザインするパートナー」として、
より高い価値を届けてまいります。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

代表取締役 星剛史
